2020年、巷ではまた仮想通貨が流行り始めました。
またcoincheckが再びCMを放送し始めたりとかなり話題性の高い話題です。
パソコンを持っている方なら誰でもできる
「マイニング」
自分のパソコンではどれだけマイニングできるのか?
気になる方も多いと思います。
しかもゲーミングパソコンを持っている方なら
と気になると思います。
今回はそんなゲーミングパソコンの最高峰でもある
RTX3090でいったいどれだけ稼げるのか?
を解説いたします。
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GeForce RTX3090でどれだけマイニングで稼げるのか?
そんな訳で実際試して見ました。
環境
- RTX3090をMSIのAfterburnerにて電力制限75%
- NICEHASHを利用
- 24時間稼働を5日間
RTX3090での1日あたりの採掘量と報酬
早速結果ですが
1日あたりおおよそ
「0.21976mBTC」
程度採掘報酬がもらえるようです。
2021年1月25日現在の1BTCの価格がおおよそ340万円程度で計算すると
1日「750円」くらいの報酬になります。
単純計算で月間30,000円程度の報酬がもらえる計算になります。
ただ、グラフィックボードでマイニングする際には注意点がいくつかあります。
グラフィックボードでマイニングする際の注意点
- 電気代を考えなければならない
- 火事の恐れがある
- 冷却に気をつける必要がある
- マイニング中は使えない
電気代を考える
RTX3090の場合は何も制限しなければ350Wの電力を消費します。
そこにパソコンのシステムそのものの電気代も追加されます。
CPUもマイニングには使えますがグラフィックボードに比較して採掘報酬が段違いで少ないので使用しないにしても、トータルで500W近い電力を使用します。
電子レンジ並の消費電力となります。
上記で「報酬」と書いていたのはそこから電気代を引いた額が利益になるからです。
RTX3090を24時間、30日稼働させた場合はおおよそ5000円前後くらいの電気代がかかるはずです。
細かく書けば、マイニング用にグラフィックボードを購入していたのであればそのパーツ代を回収してからが利益になります。
今回の場合はRTX3090は市場価格は200,000円前後するので、回収するためには
「8ヶ月」
くらいかかる計算になります。
火事の恐れがある
パソコンの一番消費電力が高いパーツを24時間近く稼働し続けるのにはリスクがあります。
筆者は以前長年使った安物電源から火が出たのを目撃したことがあります。
500W近い出力の機会を長時間稼働させるのですから気をつける必要が大いにあります。
冷却に気をつける必要がある
グラフィックボードでは
- GPU
- VRAM
このあたりがかなり発熱します。
特にRTX3090の場合はVRAMの周波数が9500GHzほどありかなり発熱します。
感覚的なものになりますがGPUの温度が65度くらいからサーマルスロットリング(機能制限)が発生しマイニングの量が減少します。
そのためファンの回転数を高くしたり、ファンを増設、専用のマイニングリグと言われるものを使用して冷却に気をつける必要があります。
筆者もRTX3090を購入してから各種ベンチマークソフトを試しましたがマイングほどグラフィックボードに負荷をかけ続けるものはありませんでした。
冷却管理不足による故障が心配です。
そして冷却管理をしたところでファンがかなりの高回転で動作するためそれなりにうるさいです。
マイニング中は使えない
全く使えないわけではないですがブラウジング程度くらいしか使えないと思ったほうが良いです。
当然グラフィックボードはフル稼働しているためゲームはできません。
パソコンをマイニング用に準備したなら問題ないかもしれませんが、普通はゲーム用ですよね。
マイニング中はゲームできません。
なので
- ゲームしない時間
- 家にいない時間
- 仕事中
などのパソコンを使用しなくて良い時間にマイニングさせておくのが良いと思います。
筆者の場合は自己満足の衝動買いだったためここ数日はずっとマイニングさせ続けています。
古いグラフィックボードではできない?
RTX3090以外でも実はマイニングしています。
採掘量は
GTX1050Ti、GTX1070、GTX1080の3台で1日あたり400円前後の報酬となります。
筆者の手持ちの上記グラフィックボードの場合
- 玄人志向のGTX1080が1日150円程度
- GIGABYTEのGTX1070が1日200円程度
- PalitのGTX1050Tiが1日50円程度
となっています。オーバークロックもでるのせいかGTX1070のほうがGTX1080より好成績です。
手動でオーバークロックしても差が埋まらないため個体差やメーカーによる違いかもしれません。
またGTX1080と1070に関しては電力制限で60%に設定しております。
それぞれ50W程度で動作していますが採掘量はほぼ変化しませんでした。
同様のグラフィックボードお持ちの方は試してみると電気代が少し節約できるかもしれません。
RTX3090の場合は70%未満の電力にすると採掘料がガクッとさがるので75%の制限にしています。
だいたい260Wくらいに落ち着きます。
どうやって日本円にするのか
ちなみに筆者は
NiceHashでマイニングを行い、bitFlyerやCoincheckへ送金しています。
NiceHashの登録だけではマイニングとその他仮想通貨への交換はできますが、日本円への換金ができません。
bitFlyerやcoincheck
そのため複数に登録しているとその時々で上昇が見込める仮想通貨に買い換えることもできるためおすすめです。
まとめ
RTX3090では1年間運用できれば充分稼げそう。
ビットコインの値動きによってはもっと稼げるかもしないし、全く稼げなくなる可能性も。
現在の相場なら余っている過去のミドルエンド以降のグラフィックボード持っているなら試す価値あり。
そんな感じ。
今回はおしまい。