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パソコンが遅いときに試す3つの方法(ソフト編)

いつも通りパソコンを使っていたら「なんかいつもよりちょっと遅いな~」って感じることが時々あると思います。そんなときは結構簡単な方法で改善できる場合もあります。今回はそんな「ちょっと」パソコンが遅いときに試す3つの方法をパソコンの修理のお店をしていた私が紹介したいと思います。

簡易的なものやちょっと遅い程度であれば3つの方法をためすだけで結構改善します。

パソコンが遅いときに試す3つの方法

そんなパソコンが遅いときに試す3つの方法を量販店店員のパソコン設定担当の筆者が紹介ます。

ポイント

  • 再起動
  • 不要なソフトの停止や削除、更新
  • リカバリー

結論から言ってしまうとこれらでかなり改善します。特にリカバリーに関してはハード的に壊れていなかればパソコン購入状態近くの速度まで改善します。

 

1、再起動

結構これだけで改善することが多いです。特に普段1回のパソコン利用が少ない時間の人はたまたまその時にWindowsの更新やウイルススキャンなどがされてしまいそっちの処理も並行処理されてしまい遅くなることもしばしばあります。

そんなときに再起動して更新を最後まで完了させたり、スキャンをおわらせてあげることによりパソコンの動作が結構早くなります。

また通常パソコンでの作業を終了するときのシャットダウンと次回起動する起動の組み合わせと再起動は似ているようで実は違うものなのです。

現在のWindows10やWindows8のシャットダウンと起動の場合は高速スタートアップが有効になっているため前回の作業の履歴が残っています。

皆さんも「あれ?シャットダウンする前に見ていたWEBページから始まった」という経験はありませんか?あれも実は高速スタートアップのひとつなのです。Windows10からの新ブラウザのEdgeの機能でもありますので一概にとは言えませんが。

再起動の場合は上記の高速スタートアップが一時的に無効になるので遅い原因になっているものや不安定の要因が解消されることがしばしばあります。

2、不要なソフトの停止や削除更新

これは大手日本メーカー(NEC、富士通、東芝)のパソコンに多い事例ですが、使う予定のないアプリや必要のないアプリが常時起動しており動作に支障をきたしていることが多いです。

不要なソフトの削除やスタートアップを無効、もしくはアプリそのものを停止することにより改善することが見込まれます。

特に東芝製パソコンにはHDDプロテクションなる機能(パソコンが振動を感知した場合にHDDのヘッドを退避する機能)が搭載されていることがあり無効にするだけでもかなりかわります。普段から衝撃にそなえているのでしょうか・・・

逆にそういった不要なソフトバグなどもあり更新しないと遅い、またその更新が同時に処理されていて遅いなどもあるので更新、停止、削除の順でためしてみてください。

フリーのウイルス対策ソフトの場合は既存のソフトと並行起動してしまう場合もあり、そういったものが動作の遅さの原因になっていることもあります。

 

3、リカバリー

結構最終手段ですが、これで改善しなかれば機械的なトラブルを考えたほうが良いかと思います。今回の作業のなかで一番リスクや手間がありますが、一番改善する可能性が高いのもまた事実です。

注意点としては工場出荷状態まで一度戻すことになるので各種再設定や事前の必要データバックアップが必要になります。

写真や動画、ワードやエクセルで作ったデータはバックアップできますが、初期設定後にインストールしたアプリやソフトウェア、設定に関してはバックアップできないので初期化後に再設定が必要になります。

初期化前に最低限パスワードの入力が必要なものは確認したほうがよいでしょう。

初期化後に「あれ?メールのパスワードわからない・・・取り寄せしなきゃ」みたいなことになると1週間以上メールの送受信ができなくなる場合もあります。事前準備がかなり重要です。

リカバリーが終わったあとは各種更新をし最新の状態にしたうえで再度作業をするようにしてください。

Windows8やWindows10の機能を使ってリカバリーをする際は似たような項目でリセットがあるので注意してください。

リカバリーは工場出荷状態まで戻す作業、リセットはWindows標準のアプリやストアからインストールしたアプリや各種データを残しつつ中途半端に戻す作業になるので「Surface」や自作パソコンでない限りはあまり使わない機能かと思います。

以上がパソコンがちょっと遅いときに試してみる3つの方法でした。3つ目なんかはちょっとではなくだいぶ遅いときでも機械壊れていなければ大体もとの速さ近くまで戻ります。

おまけ

また、パソコンの遅さに関してはハードの古さも原因になることがあります。特にCPU、メモリーやHDDは増設したり、SSDに換装したりで動作の向上に期待できますが、CPUに関しては換装や増設ができません。

同じCore i7でも旧世代と最新のものでは1,5倍程度の性能差があるといわれています。

それがCore i7ならもともと高性能なのでいいのですがCeleronなどになってくるともともとが遅いので5年も経つとかなり動作の遅さが気になってくるようになります。

ソフトはアップデートできますが、ハードはアップデートできません。換装か増設のみです。またHDDなんかあ長時間、長期間使用しているとあからさまに動作が遅くなります。

筆者の手持ちのHDDで30,000万時間稼働したHDDがありますが、速度を計測したら4分の1程度まで落ちていました。

古いパソコンを使い続けるのもいいですが生産性が下がるので定期的に買い替えをおすすめします。

おまけでした。

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