パソコンは何年使いますか?
3年?5年?はたまた10年くらい?
知らずに買うと後悔する。
そんなパソコンがなぜか存在ます。
この記事では、選んではいけないパソコンの解説をします。
パソコンの選び方の記事は下記記事を参照してください。
パソコンの性能と選び方【失敗すると数年後悔します】
最近テレワークをするために急にパソコンを買う人が増えてきました。 パソコンは決して安いモノではありません。テレワークに関わらず、パソコンを用途に合った性能の見方、その選び方を知らないと数年間後悔してし ...
続きを見る
何をするにも遅い、ストレスが溜まりやすい、そんな選んではいけないパソコンがあります。
買ってはいけないパソコン
それでは解説します。
次のいずれか、もしくは複合していえる場合は回避がベストです。
これはお勧めしない
- CPUが最廉価
- ストレージがHDDだけ
- 中古(上級者や例外もあり)
これらのモデルは基本的にお勧めしないです。
パソコンの形をしたものがとりあえず欲しいというのなら止めはしませんが・・・
用途別お勧めのパソコンはこちらから確認してください。
パソコンの性能と選び方【失敗すると数年後悔します】
最近テレワークをするために急にパソコンを買う人が増えてきました。 パソコンは決して安いモノではありません。テレワークに関わらず、パソコンを用途に合った性能の見方、その選び方を知らないと数年間後悔してし ...
続きを見る
CPUが最廉価モデル
もしくはそれに近いモデルはヤメたほうがいいですね。
おっそいCPU
- INTELはCeleron、Pentiumシリーズ
- AMDはAthlonシリーズ
これらのモデルの中でもPentiumやAthlonはひと昔前は廉価グレードでない上位グレードでも使われていたものですが、最近は廉価グレードで使用されるようになりました。
解説すると、廉価のCPUはとにかく遅い、超遅い。
アップデートするだけも数時間かかる場合が結構あります。
用途としてはSD画質以下の動画再生用くらいにしかなりません。
残念かことにWindowsOSのパソコンではこれがかなり普通に売られています。
AppleのmacOSの場合は最廉価CPUのモデルは販売されていないので気にすることはありません。
Appleの製品が高いと言われるのはこの廉価モデルがないことが原因ですね。
良いものしかないので高いのですね。
ストレージがHDD
ストレージがHDDのモデル。
絶対ではないですが回避するのが無難です。
HDDモデルは各種起動が遅くストレスマックスです。
HDDモデルしか使っていない方は気にならないかもしれませんが、昨今のスマホの動作に慣れてしまっているならHDDモデルは回避が好ましいです。
CPUやメモリーは年々進化(高速化)しているのにもかかわらずHDDの進化はここしばらくは大容量化にしか進んでいないので
HDDが遅いと・・・
- パソコンの起動
- アプリの起動
- 戻るや進む
など全ての動作に影響します。
また内部の部品が回転や駆動を精密にしているので物理故障しやすいです。
性能比較 | HDD | SSD |
速度 | 50〜100MB/s(遅い) | 500〜2500MB/s(早い) |
駆動部品 | あり | なし |
消費電力 | 多い | 少ない |
容量 | 多い | 少ない |
簡単にまとめるとこのようになります。
仕事でもパソコンの修理や設定、使い方などを伺うことが多いですが、HDDの容量を使い切っている方は稀です。
逆にSSDで足りる方がほとんどですねの小容量でも快適なものを選ぶのが最近ではおすすめです。
足りなくなれば外付けのHDDやSSDで増設も可能なので心配する必要は少ないです。
中古のパソコン(上級者の場合や例外もあり)
中古で買ってもそこまで後悔しないケースについて解説します。
失敗しないところ買おう
- きちんとした販売店の場合
- 比較的新しめのモデルでCPUが「Core iシリーズ」
- ストレージが「SSD」を搭載している場合
- 可能であればストレージだけでも新品交換されている
- 保証がある場合
これらの場合買っても良いかと思います。
パソコンの中古は車の中古と違って
「どのくらい使ったか?」がわかりません。(厳密に言うとHDDの稼働時間はツールを使えばわかります)
車の場合は「年式は新しいが、走行距離が長い」
のようにある程度はわかります。
パソコンの場合は中古の買取業者の査定基準は
「どれくらい使ったか?」
は査定基準にほぼ入りません。
むしろ無視されます。
・
査定ポイント
- 年式
- 故障の有無
- 付属品の有無
- 見た目
で買取価格が決定します。
もちろん買取業者により細かい査定方法は違います。
とはいえ、基本的には減点方式で計算され、最終的に買取金額が決まります。
年式から買取上限が決まり、残りの項目で減点されていきます。
つまり見た目の傷や汚れがなければ
どちらも同じ買取額
- 年に数回しか電源入れなかったパソコン
- 毎日24時間動かしっぱなしのパソコン
は買取金額が一緒です。
冷却ファンやHDDは電源入っている場合常に回転し続けます。
当然動く部品なので劣化や摩耗もします。
そんなパソコンが同じ値段で並んでいても買う側は確認しようがないですよね?
最後に、ストレージが新品交換されていない場合はデータの復元ができてしまいます。
2019年末にデータの流出事件があったように基本的には専用のソフトで削除や破壊しない限りデータは復元できます。
せっかく買ったパソコンがそんな状態だったら面倒ですよね。
とは言え中古のパソコンが安いのも事実です。
なので上記にも書いたように繰り返しにはなりますが
きちんとした販売店
ポイント
- 販売店での保証がある
- 「Core I」か「Ryzen」のCPU
- ストレージがSSD搭載
- ストレージが新品交換済み
であれば買うのもありです。
もちろん最初にも書いたように基本的にはお勧めしないです。
多少なりともお金に余雄があるのであれば新品の同様モデルを買うのがいいですね。
あとはパソコンに詳しくなってきたら中古のパソコンもありです。
筆者も中古のパソコンをヤフオクなどで買う場合があります。
もちろん買う場合は
- 動作確認している
- 万が一の場合は返品の受付している
この2点は絶対に押さえておいて買います。
また、万が一数ヶ月使ってだめなら諦めるつもりで買っているので最悪は諦めます。
そのくらいの覚悟があって初めて中古のパソコンは買ってもいいと思います。
特にオークションやフリマなんかではノンクレーム、ノンリターンが多いですしね。
買ってはいけないパソコンまとめ
まとめると
ポイント
- 廉価CPU搭載
- HDDモデル
- 中古
これらは買ってはいけないというよりは素人にはお勧めできないパソコンです。
かなり詳しい人が理解して買わない限りかなりの確率で買ったあと、もしくは1年くらい経過してから後悔するパソコンの特徴です。
初めて車を買う人が何にも装備がない軽自動車を買うようなものです。
買ってはいけない、選んではいけないパソコンが解ったらあとは用途にあうベストなパソコンを探してみてください。
今回は以上となります。
パソコンの性能と選び方【失敗すると数年後悔します】
最近テレワークをするために急にパソコンを買う人が増えてきました。 パソコンは決して安いモノではありません。テレワークに関わらず、パソコンを用途に合った性能の見方、その選び方を知らないと数年間後悔してし ...
続きを見る